山本七海が女子個人総合初優勝 体操全日本シニア選手権、福井県立鯖江高校勢が活躍 女子団体も制覇

女子団体総合で優勝した鯖江高の選手=東京都のアリーナ立川立飛

 体操の全日本シニア選手権は9月9日、東京都のアリーナ立川立飛で行われた。女子個人総合で、大学生、社会人の選手も出場する中、福井県立鯖江高の山本七海が4種目合計53.233点で初優勝を果たした。

 山本は跳馬で14.233点を出し種目別で優勝。段違い平行棒、床運動でも種目別2位になるなど、安定した演技を見せた。「去年3位だったこともあり、今年は優勝を狙っていた。達成できてうれしい」と話した。

 2位には鯖江高の山戸陽茉(ひまり)が52.633点で入った。山戸は平均台で13.333点を出し種目別で頂点に立った。

 女子団体総合では鯖江高が2位と大差をつける209.730点で優勝した。

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