インフラ事業に融資するペンタグリーン・キャピタルは８日、フィリピンの再生可能エネルギー企業シティコア・リニューアブル・エナジー（ＣＲＥＣ）に最大１億米ドル（約148億円）を融資すると発表した。太陽光発電の開発加速を支援する。
ペンタグリーンは英金融大手ＨＳＢＣとシンガポール政府系投資会社テマセク・ホールディングスの合弁事業で、持続可能なインフラ事業に投資している。今回はシティコアの太陽光発電部門シティコア・ソーラー・エナジー（ＣＳＥＣ）に融資を決めた。
第１弾として、北部ルソン島の太陽光発電所６カ所の新規建設や拡張に3,000万米ドルを融資する。総発電容量は49万キロワット。融資を最大１億米ドルまで増やすオプションにより、100万キロワットまで拡大することを視野に入れている。
