【ミャンマー】外貨販売、7品目の国境輸入業者向けに開始[経済]

ミャンマー国軍の統制下にある商業省は、建材や肥料など7品目を陸路で輸入する業者向けに外貨の販売を開始すると明らかにした。対中国の取引には中国元での決済のみを許可する。米ドルを介さない貿易を推進したい考えとみられる。7日付国営紙グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーが伝えた。

対象としている7品目は、鉄、鉄鋼、ポリマー、殺虫剤、肥料、太陽光発電設備、機械。中国、タイ、バングラデシュ、インド、ラオスから対象品目を輸入する業者に、外国為替監督委員会(FESC)の許可を受けた上で、外貨をオンライン販売する。

ミャンマーと中国は5月、2国間協力に関する調整委員会で、国境貿易での通貨チャットと中国元決済の促進などについて協議していた。

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