投資アプリで入金、会社役員女性が2200万円だまし取られる 大津署が捜査

滋賀県警大津署

 大津署は11日、大津市の会社役員の女性(51)が投資金や認証金名目で現金2200万円をだまし取られたと発表した。多額詐欺事件として捜査している。

 同署によると、女性は8月4日、メッセンジャーアプリを通じてやりとりしていた男から「カナダで投資を学んだ。利益を出している」「信託活動をしないか」などと暗号資産を使った投資を勧められ、投資アプリをインストールして入金したところ利益が振り込まれた。その後も入金を続け、さらにアプリのカスタマーセンターから「多額の送金を引き出すには認証金が必要」と言われ、9月5日までに8回にわたって現金を振り込んだという。

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