【宇佐】「安心院フェア葡萄酒(ワイン)まつり2023」が10日、宇佐市安心院町の家族旅行村で開かれた。台風、新型コロナウイルス禍の影響で5年ぶり。恒例イベントの再開を待ち望んだ大勢の来場者が、特製ワインや地元グルメを堪能した。
開会式があり、川野克喜実行委員長、是永修治市長らが「安心院ワインは全国でも高く評価されている。みんなで楽しんでほしい」とあいさつ。関係者らで乾杯した。
祭り用に造った赤と白のワインを販売。多くの人が出来栄えを確かめながら味わった。地元名物の唐揚げやブドウなども買い求めていた。
ステージではダンスの披露、ブドウの早食い競争、バンド演奏などがあった。
中津市高瀬の笹原桂子さん(56)は友人4人と来場。「前売り券を買って心待ちにしていた。ワインは甘くて飲みやすく、県産牛ステーキもおいしい」と満足していた。
安心院高の生徒が安心院、院内両町を観光ガイドするバスツアーも初めて開催。50人が参加し、生徒5人の案内で名所などを巡った。