京都の30歳女性、FX投資名目で2千万円詐欺被害 フェイスブックで誘われ

京都府警伏見署

 京都府警伏見署は9月12日、京都市伏見区の団体職員女性(30)が、外国為替証拠金取引(FX)への投資名目で現金2110万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

 同署によると、女性は4月28日、フェイスブック上の広告を通じて知り合った人物から投資話を持ちかけられた。その後「毎週の利益30%以上を見込めます」などとFXへの投資を勧められ、スマートフォンアプリ「フルトンFX」をダウンロードした。アプリ上で利益が出ているように見せかけられ、6~7月に計10回、指定された口座に現金計2110万円を振り込んだという。

 女性は取引をやめる際、資金が引き出せなくなり、伏見署に被害を届け出た。

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