2023年9月11日、大崎上島沖で台船を移動させていた船が転覆し2人が死亡した事故は、減速しようとした際に起きた可能性があることが分かりました。
この事故は大崎上島沖でクレーン付きの台船を移動させていた船が転覆。乗っていた男性2人が海に飛び込み、その後死亡したものです。呉海上保安部によると、2人に外傷はなく、救命胴衣は着用していませんでした。船を所有する「小池造船海運」の社長は、台船の速度を落とすため、船で後方に引っ張ろうとした際にバランスを崩し転覆したとしています。船の法定点検は2021年5月に済んでおり、問題はなかったということです。船は「小池造船海運」の敷地に引き揚げる予定で、呉海上保安部が、引き続き事故原因を調べています。
【2023年9月12日放送】
