防犯カメラに枝折る通行人の姿 JR駅前の宮みらいライトヒル 宇都宮市が被害届提出

折られた樹木の主枝(宇都宮市提供)

 宇都宮市は12日、同市宮みらいのJR宇都宮駅東口交流広場「宮みらいライトヒル」で樹木の主枝が折られる被害が発生したと発表した。同日、宇都宮東署に被害届を出した。

 市によると、9日午前7時半ごろ、指定管理者の警備員が複数ある樹木のうち1本の被害を確認。防犯カメラの映像に同日午前2時ごろ、通行人が主枝を折る様子が映っていたことから、同署に通報した。

 樹木は、昨年11月の同広場オープンに合わせて植樹したサルスベリで、折られた主枝の太さは直径5センチほどという。被害を受けて市は安全確保のため、折られた主枝を幹の部分から剪定(せんてい)した。

主枝が折られた樹木(宇都宮市提供)

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