メリーノ&バエナの代表初弾などでスペインがキプロスに6発圧勝!【ユーロ予選2024】

[写真:Getty Images]

スペイン代表は12日、ユーロ2024予選のグループA第6節でキプロス代表と対戦し6-0で圧勝した。

4日前に行われたジョージア代表戦を圧勝したスペインは、その試合から先発を3人変更。アセンシオやダニ・オルモ、ファビアン・ルイスに代えて、代表最年少得点記録を更新したヤマルやニコ・ウィリアムズ、メリーノを先発で起用した。

予選4連敗で最下位に沈むキプロスに対し、立ち上がりからハーフコートゲームを展開するスペインは18分に先制する。ガヤのロングパスでボックス左深くまで駆け上がったニコ・ウィリアムズがダイレクトクロスを供給すると、最後はニアに走り込んだガビがワンタッチでゴールに流し込んだ。

攻勢を続けるスペインは、33分にもロドリのシュートのこぼれ球をボックス左で拾ったニコ・ウィリアムズがクロスを供給すると、中央に走り込んだメリーノが高い打点のヘッドでネットを揺らし、リードを広げた。

さらに39分には、ボックス右でパスを受けたヤマルのコントロールショットが左ポストを直撃。このこぼれ球をゴール前のモラタが押し込んだが、VARの末にオフサイドでノーゴールとなった。

ハーフタイムにかけても押し込むスペインだったが、45分にアクシデントに見舞われる。右内転筋を痛めたニコ・ウィリアムズがピッチに座り込むと、プレー続行不可能となり、そのままピッチを後にした。

迎えた後半、スペインはニコ・ウィリアムズとモラタに代えてホセルとピノを投入。さらに61分には、ガヤとヤマルを下げてバルデとフェラン・トーレスをピッチに送り出した。

すると70分、フェラン・トーレスのシュートのこぼれ球をボックス右横で拾ったカルバハルがクロスを供給。これをゴール前に走り込んだホセルがヘディングでゴールに叩き込んだ。

さらに73分には、ボックス右でパスを受けたカルバハルが絶妙なトラップから縦に切り込みマイナスに折り返しを供給すると、ボックス中央に走り込んでいたフェラン・トーレスがワンタッチでネットを揺らした。

試合を決定づけたスペインは、76分にガビを下げてフル代表デビューとなるバエナを投入。すると直後の77分、右クロスからホセルがボレーシュート。これは相手GKに弾かれると、こぼれ球を再び拾ったホセルのヒールパスから最後はバエナがゴール左へシュートを突き刺した。

その後、83分にもフェラン・トーレスがゴールネットを揺らしたスペインは、6-0で圧勝。ユーロ予選2連勝で首位スコットランドを追走している。

© 株式会社シーソーゲーム