交通安全の願い込め 園児が祖父母に似顔絵贈る 小浜こども園

交通安全を呼びかける用紙に祖父母の似顔絵を描いた園児たち=雲仙市、小浜こども園

 敬老の日(18日)と秋の全国交通安全運動(21~30日)を前に、雲仙市小浜町の小浜こども園(森下晃英園長)の年長園児27人が、交通安全を呼びかける用紙に祖父母の似顔絵を描いた。
 同園では毎年、園児が似顔絵を描き、同園がそれぞれの祖父母へ郵送している。同署は昨年から、高齢者の事故防止を願い「雨の日や体調が悪い時は、無理して運転しないでね」「道路を渡る時は、横断歩道を渡ってね」と記したA4用紙を提供している。
 雲仙署員3人が11日、同園を訪れ、似顔絵を描いた園児に反射材とパトカーのペーパークラフトなどを贈った。「いつもありがとう」とメッセージを添えた津田琴音ちゃん(6)は「いつもやさしい小浜のおじいちゃん、おばあちゃんに描いた」と話した。
 同署の林邦治交通課長は「孫からの似顔絵はいつでも見える場所に飾ってもらい、交通安全に気を付けるよう心がけてもらえるはず」と期待を寄せた。

© 株式会社長崎新聞社