「よりザラザラした手触り」3Dホログラムを採用 渋沢栄一の一万円札など新紙幣を公開

デザインなどを刷新し、2024年7月に生まれ変わる新たな紙幣=日本銀行券が9月12日、報道陣向けに公開されました。

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20年ぶりに発行される新たな紙幣には「近代日本経済の父」と呼ばれた渋沢栄一が一万円札に、五千円札には津田梅子、千円札には北里柴三郎の肖像画が描かれています。

<坂口将也記者>
「こちらが新たに発行される新紙幣です。従来のものからデザインが大きく変わった印象を受けます。実際に触ってみると、よりザラザラした手触りです」

新たな紙幣は、新たな偽造防止技術として、見る角度によって肖像の向きが変わる「3Dホログラム」を採用、数字の表記を大きくするなど、誰でも分かりやすいデザインが取り入れられたことなどが大きな特徴となっています。

これらの新たな紙幣は、静岡市駿河区にある国立印刷局・静岡工場を含む国内4か所で、2024年7月の発行に向けてすでに印刷を始めているということです。

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