「東京ガールズコレクション」の会社と連携協定 ひろぎんホールディングス “若者” キーワードに地方創生

ファッションイベント「東京ガールズコレクション」を運営するW TOKYO(ダブルトウキョウ)とひろぎんホールディングスが地方創生の推進に関する連携協定を結びました。ひろぎんホールディングスではW TOKYOの若年層への発信力を活用したいとしています。

12日に東京で連携協定締結の記者会見が開かれました。W TOKYOの 村上範義 代表取締役は、「キーワードは若者。地域の若者と連携し、未来をつくる取り組みを行ってまいりたい」と抱負を語りました。

ひろぎんホールディングスの 部谷俊雄 代表取締役社長は、地元では若年層の人口流出が深刻化していると指摘。「地域の持続的発展のためには若年層が主体となって地域の魅力を引き出すとともに、その魅力にひかれて来る人や住み続ける若年層を増やす取り組みが必要不可欠」と述べました。

W TOKYOの強みとひろぎんグループの持つ情報やネットワークを掛け合わせることで、特産品や産業・観光資源をより効果的に発信したい考えです。具体的な事業はまだ決まっていませんが、W TOKYOの若者を引き付けるノウハウを活用して、広島に人を集めて特産品を拡販することなどが念頭にあります。

先日、埼玉で東京ガールズコレクションを見学し、そのパワーを実感したという部谷社長。「若年層への接点がほとんどないという金融機関の弱点をみごとに補完してくれる」と連携に期待しています。

同様の協定は静岡銀行、七十七銀行、山梨中央銀行も締結しました。

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