ふるさと納税の返礼品は「電気」 3万円の寄付で電気料金から7500円分を値引き

三重県の大台町が9月13日から「ふるさと納税」の返礼品として採用したのは、町内で発電された「電気」です。

(大台町 総務課 中井辰徳主査)
「電気料金が値上がりして、少しでも返礼品を通じて、そういったところが軽減できれば」

三重県の大台町が採用した「ふるさと納税」の返礼品は、その名も「大台町産CO2フリーでんき」。

あらゆる物価が高騰する中で、少しでも家計の負担軽減になるよう、大台町は需要を期待しています。

返礼品の電気は大台町にある中部電力の水力発電所で作られ、火力発電とは違い、CO2を出さないクリーンな水の力で発電機を回して電気を作ります。

ふるさと納税の納税者は寄付した後、中部電力ミライズと契約した上で、WEB上の専用メニューで手続きしてCO2フリーの電気の提供を受けます。

そして返礼品として、寄付額が3万円の場合は7500円分が月の電気料金から1回、値引きされるという仕組みです。

大台町の担当者は月100件の寄付を目指したいと話しています。

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