フランス戦で負傷交代のギュンドアン。過去には同じ背中の負傷で14カ月の離脱

写真:今夏にバルセロナに加入したばかりのギュンドアン ©Getty Images

9月12日、国際親善試合のドイツvsフランスの一戦が行われた。ドイツ代表のイルカイ・ギュンドアンはこの試合にキャプテンとして先発したが、25分に空中戦の競り合いの末に背中から地面に落下しプレー続行不可能に。ピッチを去る際には腰のあたりを手で押さえていたものの、スタッフなどの支えを借りることなく自力で歩いていた。

ドイツ『Sport1』によると、ギュンドアンは背中に打撲を負っており、バルセロナで検査を受けた後、9月16日に行われるレアル・ベティス戦に出場可能かどうかを判断するという。

ドルトムントに所属していた2013-14シーズンには、開幕戦のアウクスブルク戦で同じく背中を負傷し、ギュンドアンは14カ月の離脱を余儀なくされた。2021年に行われたイギリス『The Guarudian』のインタビューでは、その長期離脱について次のように語っている。

「14カ月も離脱していたんだけど、最悪だったのはそれがどんなケガなのか誰にもわからなかったことだ。初めに外科医に診てもらったら、サッカーができなくなるような大きなネジを背中に入れないといけないと言われた。もう二度とプレーできないんじゃないかと思っていたんだ。最終的に正しい外科医に出会えたことに、とても感謝しているよ」

バルセロナは今シーズンすでにチームの主力であるロナウド・アラウホ、ペドリが負傷により戦列を離れている。ギュンドアンの離脱となればチームにとって大きな痛手となるが、背中の負傷による長期離脱の過去を持つだけに、バルセロナは慎重に検査を行うだろう。

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