10月13~15日に宇都宮市で開かれるアジア最高位の自転車ロードレース「2023ジャパンカップサイクルロードレース」の記者発表会が13日、宇都宮市のライトキューブ宇都宮で開かれ、地元の宇都宮ブリッツェンをはじめとした国内外19の出場チームが明らかになった。
1992年から国際自転車競技連合(UCI)の認可を受けて開催され、今年は30回目の記念大会。世界トップカテゴリー「UCIワールドチーム」から過去最多の7チームが参戦する。
世界選手権の男子ロードレース2連覇の実績を持つジュリアン・アラフィリップ(ベルギー、スーダル・クイックステップ)やツール・ド・フランス通算4勝を誇るクリス・フルーム(イスラエル、イスラエル・プレミアテック)など多くのスター選手が集結する。
国内勢はUCIアジアツアーチームランキング上位のチーム右京、キナンなど8チームが出場。二つの開催都市枠にはブリッツェン、日本ナショナルチームが入り、前回同枠で出場したさいたま那須サンブレイブ(当時那須ブラーゼン)は今回出場しない。
記者発表会には実行委員会会長の佐藤栄一(さとうえいいち)市長やブリッツェンの選手たちも出席。ブリッツェンの谷順成(たにじゅんせい)主将は「30回目の節目を迎えられ誇りに思う。僕らが活躍してホームを熱狂させたい」と意気込み、佐藤市長は「全世界の自転車ファンが夢中になる大会だと確信している」と力を込めた。