落ちアユ狙い伝統の「火ぶり漁」炎と音でアユを網へ追い込む 岐阜・下呂市の馬瀬川

炎と音でアユを驚かせて網に追い込む「火ぶり漁」が、岐阜県下呂市の馬瀬川で行われました。

「火ぶり漁」は、産卵のために川を下る「落ちアユ」を狙う伝統的な漁の方法です。下呂市の馬瀬川では、地域おこしなどを目的に、2012年から地元住民らが漁の実演を行っています。

13日午後7時半すぎ、川岸にかがり火が灯されると、8人の「鮎とり隊」が川に入り、声を掛け合いながら水面を棒でたたき、たいまつをつるした竹ざおを振り回して、アユを網に追い込んでいました。

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