神宮外苑再開発 都が事業者に樹木保全の具体策要請

明治神宮外苑の再開発事業を巡り、東京都は9月12日、三井不動産などの事業者に対し、樹木の伐採本数を減らすなどの保全策を具体的に示すよう要請しました。

再開発では、老朽化した神宮球場と秩父宮ラグビー場を解体して場所を入れ替え、新たに建て替えることなどが計画されています。このうち、神宮第二球場の解体工事は既に始まっていて、今月以降には周囲の樹木の伐採が始まる予定です。このため都としては、その前に具体的な樹木の保全策を提示するよう求めた形です。

事業者の1つである三井不動産は、「極力保存・移植する方針で検討を進めている。要請を真摯に受け止め、今後都と協議する」というコメントを出しました。

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