コロナ感染“第9波” 都医師会が警戒 “第8波”ピークに迫る新規感染者

東京都医師会が9月12日に定例会見を開き、尾﨑会長は都内の新型コロナの新規感染者が昨年末の第8波のピークに迫り、すでに第9波が到来しているという認識を示しました。

尾﨑会長:「だいたい1万5000人くらいの患者さんが(毎日)東京でも出ているだろうと」

尾﨑会長はまた、都内の流行の中心となっている通称・エリスと呼ばれるオミクロン株の新たな系統の変異株や、日本国内で初めて確認された通称・ピロラと呼ばれる変異株による、さらなる感染拡大に懸念を示しました。そして感染対策として、9月20日から始まるワクチンの接種を検討してほしいとしています。

尾﨑会長:「(この冬は)もっと感染者が多く出る。第10波というんですかね、そういうのが来る予測もかなりありますので、改めてコロナにどう立ち向かうかということを考えていただければと思います」

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