佐賀バルーンフェスタ、国内外126機が参加予定 大会概要発表 11月1~5日、佐賀市で開催

 11月1日に佐賀市で開幕する「2023佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」で、大会組織委員会は13日、大会概要を発表した。4年ぶりに海外選手の本格的な受け入れを再開し、参加機数は2019年の40回記念大会の121機を上回る126機を予定している。

 大会は嘉瀬川河川敷を主会場に、11月5日まで開く。国内は101機、海外は韓国やウクライナなど15の国・地域から25機が参加する予定。佐賀県内からは42機が参加する。

 競技飛行は1~4日は午前7時からと午後3時からで、5日は午前7時からのみとなる。変形気球などが間近で見られる「バルーンファンタジア」は連日午前9時から実施。おなじみの気球のほか、米国とスロバキアからも参加する。夜間係留「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」は4、5の両日、午後6時半から行う。

 同市で16年に開催された世界選手権で優勝し、今大会に参加する米国のハートシル・レット選手は「有名パイロットが集結する中で厳しい戦いになると思うがとても楽しみにしている」とビデオメッセージを寄せた。初出場の小城市の光岡洋輔選手(48)は「臆することなく胸を借りるつもりで一生懸命トライしたい」と意気込んだ。(草野杏実)

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