八幡平市寺志田の麹（こうじ）屋もとみや（本宮啓社長）は今月、70年ほど前から提供してきたサービスの名称をリニューアルした。「米とこうじ交換」と「仕込みみそ注文」を、それぞれ「お米サウナ」「大豆ホテル」に一新。若い世代や海外客にも関心を持ってもらい、新たなファンを獲得する。
同社によると、両サービスとも利用者が減少傾向にあり、サービス自体もあまり知られていないことが課題だった。新たな名称に加え、ロゴも作ることで魅力を発信し、こうじやみそ自体への関心も高める。
本宮社長は「どちらのサービスも、人と人との深い関わりで成り立ってきた古き良き文化だ。多くの人が知り、体験してもらう契機にしたい」と意気込む。
注文、問い合わせは同社敷地内の直営店「SHIMONO（しもの）528」（0195.63.1700）へ。
