岡山からオランダへ渡った佐野航大、試合に絡んでいない理由が判明…PSV戦ではついにメンバー入りか?

[写真:Getty Images]

ファジアーノ岡山からオランダへと渡ったU-20日本代表MF佐野航大だが、加入から約1カ月が経つ中で未だに試合に絡んでいない。

ファジアーノ岡山でプロ2年目のシーズンを過ごしていた佐野。ボランチ、そしてサイドハーフとしてプレーが可能で、今シーズンの明治安田生命J2リーグでは20試合で2ゴール4アシストを記録していた。

U-20日本代表としてもプレーし、U-20ワールドカップ(W杯)に出場。ユーティリティ性を見せていた佐野は、エールディビジのNECナイメヘンに電撃移籍。今年8月に海を渡った。

会見では「自分の夢はW杯に出場するというのがあるので、今チャレンジするということを自信を持って決断しました」と海外挑戦に意気込みを見せた佐野だが、ここまでのエールディビジではメンバー入りすらできていない状況が続いていた。

横浜FCから加入したFW小川航基もチームメイトとしている中で難しい立場になっているのかと思いきや、試合に絡んでいない明確な理由があった。

オランダ『Omroep Gelderland』によると、どうやら佐野は労働許可が降りていない状況だったとのこと。そのために試合のメンバーに加わることができなかったという。

ただ、その労働許可も無事におり、16日に行われるPSVとの試合ではメンバー入りする可能性があるとされている。

NECと5年契約を結んだ佐野。ついにエールディビジの舞台に立つことができるのか。デビュー戦に期待がかかる。

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