新潟秋葉区の県立植物園にイノシシ出没、園内の利用を一時制限

県立植物園の敷地内で目撃されたイノシシ=9月14日、新潟市秋葉区(県立植物園提供)

 9月14日午前9時ごろ、新潟市秋葉区金津の県立植物園で「敷地内にイノシシが1頭いる」と、職員から110番通報があった。植物園は一時、園内の一部の利用を制限した。けが人や施設への被害はなかった。

 秋葉署や県立植物園によると、イノシシは体長約1メートル。植物園の敷地内でイノシシが目撃されるのは開館以来初めて。警察官や秋葉区職員らが駆除に駆け付けたが、正午ごろ、付近の山へ移動したため撤収した。

 秋葉署管内では連日イノシシが目撃されている。秋葉署や区役所は周辺の小中学校に電話で警戒を促し、秋葉区の住民に広報車で注意を呼びかけた。

© 株式会社新潟日報社