【富士急ハイランド】新・絶望要塞にも挑戦!新オープン&リニューアルしたアトラクション徹底レポ

【富士急ハイランド】フォトギャラリー

2023年夏、人気アミューズメントパーク「富士急ハイランド」に新オープンまたはリニューアルしたアトラクションをレポート。

「ZOKKON」に続く新アトラクション3つと、鉄道マニア垂涎のコンセプトルームをご紹介します!

リニューアルオープン!「絶望要塞 -IMPOSSIBLE GAMES-」

まずは、ミッション攻略アトラクション「絶望要塞 -IMPOSSIBLE GAMES-」から。

3年半にわたり、99万人の挑戦者の突破を阻止し続けていた「絶望要塞3」は、昨年に初の完全攻略者が誕生したため、さらなる超難関攻略型アトラクションを追い求め、2023年7月29日に「絶望要塞 -IMPOSSIBLE GAMES-」としてリニューアルオープンしました。

オブジェは園内にあったメリーゴーランドを再利用!

今までの「絶望要塞シリーズ」は、数々のトラップを解除しながらステージを進むウォークスルー型のアトラクションで、“脱出”や“潜入”をテーマに「99.9999%攻略不可能な無理ゲーぶりがハマる」と、累計320万人の挑戦者を絶望させて来ました。

今回のリニューアルでは、謎の人物“Z”が建てた謎の赤い館から生還するべく肉体と頭脳を使って様々なゲームをクリアし、次のステージに進むために必要なボーダースコア獲得を目指すというシンプルなルールで展開されます。

内装・外装ともに前回とは全く違った空間にリニューアルし、「絶望要塞」ではあるけれど、新たなる世界観の中でアトラクションを楽しむことができます。

「絶望要塞シリーズ」は、全部で10人しか脱出成功していないという高難易度なアトラクション。筆者もシリーズを何度か挑んでみましたが、ドキドキハラハラする気持ちに負けてしまいモタモタ。すぐに終了してしまっていましたが、今回はどうなることか…。

「絶望要塞 -IMPOSSIBLE GAMES-」にチャレンジしてみた!

怪しい雰囲気が漂う館

怪しい雰囲気の館の中で、いざゲームにチャレンジ。

今回はゲームなので、知力はちょっとアレですが、体力が続けばイケるかも?

と思ったのも束の間、とんでもなかった……!

それもそのはず、シリーズが増すたびに難易度が上がっていかなければ「絶望要塞」とはいえないですからね。

あー悔しい。これは一日がかりでチャレンジしなければムリ。いや、これは長期戦になるかもしれない。

実際脱出できた人たちも一日ではクリアできなかったそうですから、一度であきらめずに何度かトライしてみてくださいね!

富士飛行社「進撃の巨人 THE RIDE ~ウォール・マリア最終奪還作戦~」

「絶望要塞 -IMPOSSIBLE GAMES-」

「進撃の巨人 THE RIDE ~ウォール・マリア最終奪還作戦~」は、重力を感じる吊り下げ式のライドに乗って、フルCGで再現された『進撃の巨人』の世界を駆け巡るフライトシミュレーションライドです。

搭乗者は『進撃の巨人』の世界に入り調査兵団として、悲願であるウォール・マリア奪還に向けた最終作戦に挑みます。

ライドを包み込むように広がる直径20mの半球体型巨大スクリーンに『進撃の巨人』の臨場感あふれる映像が映し出され、「立体機動装置」に合わせて上下、前後、左右にライドが動きます。通常の「富士遊覧飛行」の動きからは想像できないほどの動きに、思わず「おわぁ〜〜〜!!」と、声を上げてしまいました(笑)

身体に響き渡るようなダイナミックな音響や動きは、まるで『進撃の巨人』の世界に入り込んだかのような没入感を味わうことができました。

TVアニメや漫画を見ているファンは、ライドを体験することでより一層面白く感じられること間違いなし! また、コラボを記念してオリジナルの限定グッズも合わせて販売しているのでぜひチェックしてみてください。

新アトラクション「ニアとアニマルコースター」オープン!

「ニアとアニマルコースター」

人気キャラクター・ニアが主役の新アトラクション「ニアとアニマルコースター」が2023年7月15日にオープン。ニアの故郷であるアフリカ・ケニアをイメージした本アトラクションは、ニアの出発の掛け声でスタート!

ソドー島の木々の中を走行中に、キリンやゾウなどの動物と出会いながら探検するコースターは3歳から乗車OK。子どものコースターデビューにぴったり。

遊び疲れたらトーマスランド内の冷たいデザートを食べてひと休みしてください。「ニアのミニサンデー」や「トーマスのミニサンデー」、「ソドー島ミニサンデー マンゴー&ブルーベリー」など、かわいいデザートもぜひ味わってみて!

ハイランドリゾート ホテル&スパに「富士急行線ルーム」登場!

大好きな富士急行線と過ごせる部屋

「ハイランドリゾート ホテル&スパ」に、“鉄道BIG4”としても有名な南田裕介さん監修による、こだわり満載の鉄道コンセプトルーム「富士急行線ルーム」が登場。

部屋のドアを開けると、実際に1202号編成で使用されていた荷物棚や車窓、つり革が!

客室に入る手前には、車両同士を連結する実物の「ホロ」をくぐって「渡り板」を通行。まるで車両間を移動するような没入体験を経て客室エリアへ。

客室エリアに入ると、1202号編成の先頭車両の「顔」を忠実に再現した造作がお出迎え。

造作の後ろ側には実物の運転台や椅子、乗務員扉、車内放送装置までが設置され、自らが乗務員室で運転士あるいは車掌になったような体験が出来ます。

さらに、南田さん監修による、鉄道ファンの好奇心を刺激する仕掛けをふんだんに盛り込み、唯一無二の鉄道コンセプトルームとなっています。

運転席を見た途端驚愕!!これで遊んでいいの??

1994年から26年にわたり富士急行線で運行され、2020年10月に惜しまれつつ引退した「1000系・1202号編成」で実際に使用されていた部品を随所に再利用しているというから驚き!

このリアルさ、さすが富士急です。

今まで多くのコンセプトルームを取材してきましたが、こんなに本格的なところはそうないだろうと思うくらい完成度が高い部屋に、鼻息が荒くなりました(笑)

また、運転台から眺められるように設置された大型モニターでは、鉄道ファンのツボを刺激する富士急行線沿線の推し走行区間の前面展望動画が流れるのも嬉しいポイント。

さらに冬の富士急行線には欠かせない「融雪剤(25kg袋)」のデザインを忠実に再現したクッションなど、不必要と思えるほどまでにこだわり抜いた、鉄道ファン垂涎の備品を多数設置。鉄道好きファミリーはもちろん、鉄オタ旅などにも最適です。

ここだけの「コラボグルメ」も楽しんで!

福よし監修 とろけるハンバーグプレート(1,650円)

富士急ハイランドでは、ここでしか食べられない限定グルメも味わえます。

レジャー施設系のグルメは正直期待できないことが多いのですが(個人の感想です)、富士急ハイランドは続々と最新のグルメや有名店とのコラボグルメなどが登場!

入園が無料になってからは、“グルメスポット”として利用する人が増えているそう。富士山もよく見えて景色も最高!アトラクションが苦手な人も、公園感覚で立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

※掲載されている情報は取材時点のものです。掲載後に内容が変更になる場合や、施設の休業日・営業時間・内容や実施の有無が変更になる場合もございます。
公式サイト等で最新の情報をご確認の上、お出かけください。

(ハピママ*/ 牡丹餅 あんこ)

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