国会議事堂にまいもん寿司 議員食堂ですしや海鮮丼

金沢まいもん寿司が入る国会議事堂の食堂(エムアンドケイ提供)

 「金沢まいもん寿司」を展開するエムアンドケイ(金沢市)は19日から、国会議事堂の議員食堂で、新鮮な魚介類を使ったすしや海鮮丼を提供する。

 衆議院の議員食堂では、洋食のレストランとすし店の2店舗がそれぞれ営業している。以前、メニューを提供していたすし店が閉店したため7月に後継店の公募が行われ、エムアンドケイが選ばれた。同社によると、国内外ですし店を25店舗運営するノウハウが評価されたという。

 ノドグロやシロエビ、マグロなど人気ネタのすし盛り合わせや海鮮丼など、国会議事堂の専用メニューを用意した。価格は1650~3800円となる。メニューは「金澤」「犀川」「卯辰山」「九谷」といった石川ゆかりの名前を付けた。加賀棒茶も提供する。

 2階にある食堂は、議員や国会議事堂職員、見学者らが利用できる。カウンター6席、テーブル最大60席で、従業員が席まで運ぶスタイルとなる。

 エムアンドケイの担当者は「日本の中枢で営業できるのは光栄なこと。石川、金沢のアピールにもつなげたい」と話した。

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