カイル・ウォーカー、マンチェスター・シティとの契約を2026年まで延長

写真:シティとの契約を延長したウォーカー

マンチェスター・シティは9月14日、今シーズン限りとなっていたイングランド代表DFカイル・ウォーカーとの契約を2年間延長したことをクラブ公式サイトなどで発表した。新しい契約は2026年6月30日までとなる。

現在33歳のウォーカーは2017年夏にマンチェスター・シティに加入し、これまでに公式戦260試合に出場。プレミアリーグ5回、FAカップ2回、UEFAチャンピオンズリーグ1回など様々なタイトル獲得に貢献してきた。

今夏にはバイエルンへの移籍が濃厚とされていたが、最終的には残留を決意。現在はキャプテンマークを巻いてピッチに立っている。

ウォーカーは「新しい契約を結ぶことができて興奮している。僕の未来はマンチェスター・シティにある。僕にとって最良の決断だった」と喜びを語り、契約延長を決意した理由については次のように説明している。

「契約延長を決めた理由はチームだ。このチームには特別なものがある。昨シーズン、3冠達成という素晴らしい成績を残した。CL制覇という大きな目標を達成することができた。その経験を経てオフが明け、チームに戻ってきた時に、もう一度このチームで成し遂げたいと感じたんだ。選手たちは今シーズンも特別なことを成し遂げたいという熱意を抱いている。僕自身もそれに加わりたいと思ったし、そのチャンスを逃したくなかった」

マンチェスター・シティではキャプテンは選手の投票によって決まるが、今シーズンはまだ投票が行われていない。プレミアリーグ開幕戦ではケヴィン・デ・ブライネがキャプテンマークを巻き、彼の負傷離脱後はウォーカーが巻き続けている。

ウォーカーは「ダビド・シルバやヴァンサン・コンパニ、セルヒオ・アグエロなど、偉大な選手たちが過去に巻いてきたキャプテンマークを身につけるのは信じられないほど光栄なことだ。自分自身を誇りに思う」と語るとともに、正式なキャプテン就任にも意欲を見せている。

「これから投票が行われ、キャプテンが決定する。それが誰になろうと成功することを祈っているけど、できれば僕自身が務めたいと思っている。どうなるか見てみよう」

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