岐阜県高山市の奥飛騨温泉郷で、特産品の赤い山椒の収穫が最盛期を迎えています。
高山市の奥飛騨温泉郷では、寒暖差を利用した山椒の栽培が盛んで、15日朝、従業員の人たちが赤々とした赤山椒の実を一房一房、丁寧に摘み取っていました。
赤山椒は深く豊かな香りと、後からしびれるような辛みを味わえるのが特徴です。
山椒は7月から8月にかけて緑色の実を収穫するのが一般的で、完熟した赤い実は本来、種を取るのを目的にしていましたが、強い香りと辛みに着目して、7年前に商品化したということです。
収穫した実は皮をよりわけた後、天日干しにして仕上げられ、直売所をはじめ、全国に向け出荷されます。