埼玉文学賞、応募総数937点 歴代2番目の多さ、北海道から九州の14~96歳が力作 受賞作は10月末ごろ発表へ

埼玉文学賞、応募総数937点 歴代2番目の多さ

 埼玉新聞社が制定し、埼玉りそな銀行が特別協賛している「彩の国 埼玉りそな銀行 第54回埼玉文学賞」の応募が8月31日で締め切られた。4部門の応募総数は937点。今回から応募要件を厳しくした影響もあり、前年比で170点の減となったが、それでも歴代2位の多さとなった。

 応募者の最年少は14歳(小説部門と詩部門)、最高齢は96歳(俳句部門)。居住地は、県内を中心として北海道から九州まで全国に及んでいる。

 部門別の応募者数は、小説部門が249点(前年比29点減、歴代3位)、詩部門は397点(同99点減、歴代3位)、短歌部門は133点(同13点減、歴代2位)、俳句部門は158点(同27点減、歴代2位)。今回の応募から、2点1セットで応募する詩部門は2点とも埼玉県を扱った作品に限定、同一部門への複数応募を認めないなど、応募要件を厳しくした。

 審査会は10月6日、さいたま市内で実施。受賞作は10月末ごろの埼玉新聞紙上で発表する。授賞式は11月30日にさいたま市内で開催する予定。

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