北広島町から2人の選手 出場 杭州アジア大会・パラ大会

広島県北部の町がアジア大会で盛り上がっています。今月と来月、中国・杭州市で開かれるアジア大会とアジアパラ大会に北広島町から2人の選手が出場することになり、14日、壮行会がありました。

北広島町役場です。大勢の町民が詰めかける中、拍手で迎えられたのは、ソフトテニス女子の 高橋乃綾(のあ)選手とパラ陸上やり投げの 白砂匠庸(しらまさ・たくや)選手です。

北広島町 箕野博司 町長
「本町の誇るスポーツクラブ・選手が世界の舞台で活躍されることはたいへんうれしいことであります。町を挙げて応援したいと思っております」

白砂選手(27)は2歳のとき、事故で左手の手首から先を失いました。東京パラリンピックで6位に入賞。今回、「参加標準記録」をトップで通過し、代表になりました。

パラ陸上やり投げ 白砂匠庸 選手(27)
「みなさんの声援を糧に自分も精いっぱい、やりを投げて来たいと思いますので、よろしくお願いします」

「金メダルってところを目標にしっかり自分のベストを尽くしていきたいなと思います」

地元「どんぐり北広島」の高橋選手(26)は、前回のジャカルタ大会に続き、2回目の出場です。前回は、同じチームの半谷選手とともに出場し、国別対抗戦とシングルスの2種目で金メダルを取りました。今回は、3種目に出場します。

ソフトテニス女子 高橋乃綾選手(26)
「みなさんにいい報告ができるようにがんばります」

「全部、金メダルを狙いたいと思います。子どもたちが夢を持って代表になりたいと思ってもらえるようなプレイをしていきたいです」

2人が出場する競技はいずれも来月、行われます。どんな活躍を見せてくれるのでしょうか。(ソフトテニス 10月3日~7日、パラアジア大会 10月22日~28日)

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