「サミットを追い風に」 広島県議会9月定例会が開会 サミット効果の持続費用など 補正予算案を提案

15日、広島県議会の9月定例会が開会し、G7広島サミットの効果を持続させるための費用などを盛り込んだ、補正予算案が提案されました。

広島県 湯崎英彦 知事
「サミットで高まった注目度や関心度を追い風とし、機会を逃さず対応していくことで、本県全体のさらなる発展につなげていく」

提案された一般会計補正予算案は、212億5300万円です。

内訳は、物価高騰対策として、交通事業者の支援などに69億1800万円が計上されました。

また、広島サミットの効果を持続させるため、県産品の魅力発信の費用などに7億700万円。広島市東区二葉の里に計画されている新病院の検討費用として4300万円が計上されています。

このほか、広島高速5号線の事業費を30億円増額し、完成時期を4年遅れの2028年度に変更することへの同意を求める議案などが提案されました。

県議会9月定例会は、来月2日までです。

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