男児(4)が水路に転落して死亡 脱出用のはしごや柵の設置進める 福山市で対策案を発表

去年11月、広島・福山市で男の子が水路に転落して亡くなった事故を受け、市が対策案を公表しました。

福山市では去年11月、公園のそばの水路で4歳の男の子が転落して死亡しました。これを受けて福山市は転落事故を防ぐための対策を検討してきました。

「対策案」では、▽幅と深さが1メートル以上の20の水路を対象に、転落しても脱出できるよう今年度から3年かけて120か所にはしごを設置します。

▽また、保育所などの近くの水路に転落防止柵を設けるほか、▽子どもが水路に近づけるようなすき間にはチェーンなどを5年かけて設けるとしました。

福山市 市川清登 建設局長
「このたびの対策では子ども目線で危険なか所をしっかり抽出しております。本市としましては、(二度と子どもが犠牲にならないよう)覚悟を持って着実に取り組んでいきたい」

対策案は今月中に策定されます。

© 株式会社中国放送