小椋藍、2024年はホンダ・チーム・アジアからMT Helmets – MSIに移籍してMoto2参戦。僚友はガルシア

 9月15日、ロードレース世界選手権に参戦しているMT Helmets – MSIは、2024年にMoto2クラスで小椋藍とセルジオ・ガルシアを起用すると発表した。

 MT Helmets – MSIは、Moto3クラスにディオゴ・モレイラ、シャリフディン・アズマンを擁しているチームで、2022年は山中琉聖が所属するなど日本でも馴染みのあるチームだ。

 そんな同チームは、Pons RacingがMoto2から撤退することから、それを引き継ぐ形で2024年からMoto3クラスに加えMoto2クラスにも参戦。9月15日にチームのSNSで2024年からMoto2クラスで小椋とガルシアを起用することを発表した。

 2018年の5月に開催されたスペインGPのワイルドカード枠でMoto3にデビューした小椋。2019年からHonda Team Asiaに所属しMoto3クラスを戦うと、2020年にはランキング3位を獲得。翌年はIDEMITSU Honda Team AsiaからMoto2クラスにステップアップし、2022年は最終戦までチャンピオンを争うも無念のリタイアに終わりランキング2位で終えていた。

 2023年も引き続きIDEMITSU Honda Team AsiaでMoto2クラスに参戦。ここまで2度の表彰台を獲得するもランキング11位と厳しいシーズンを送っているが、来季は心機一転、新チームからチャンピオンを目指す。

■小椋藍
「来シーズンに新チームから挑戦することを楽しみにしています。この新しい挑戦を認識して、僕をサポートし続けてくれたホンダとスポンサーの皆様に感謝して、2024年も頑張ります」

小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)/2023MotoGP第12戦サンマリノGP

 

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