呉市の「日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区」は、14日午後、最後の出荷を終え、すべての設備を停止しました。
15日朝の日本製鉄呉地区の正門前の様子です。既に停止したラインの油を抜く作業などに当たる従業員や、事務系の社員などが出勤していました。日本製鉄は、国内需要の低迷などを理由に、呉地区を閉鎖する方針で、14日午後4時、最後の製品を出荷。すべての設備の操業を停止しました。停止は今月末を予定していましたが、残されていた製品の出荷が終わったため、早めたとしています。呉地区ではおととし9月に高炉を停止。先月24日に、製造ラインを止めていました。
《2023年9月15日》
