マンチェスター・ユナイテッドの「9番」、最高から最悪の8選手

イングランド・プレミアリーグに固定背番号が導入されたのが1993年。それからマンチェスター・ユナイテッドの9番を担ってきたのは8選手だ。

今回はそのマンチェスター・ユナイテッドの9番を着用してきた選手たちのランキングを『Planet Football』からご紹介する。

8位:ラダメル・ファルカオ

国籍:コロンビア

マンチェスター・ユナイテッド所属:2014-15

チェルシーの9番ランキングでもおそらく最下位になってしまうであろうラダメル・ファルカオ。モナコで前十字靭帯断裂から復帰したばかりの彼をローンで獲得したが、全くベストの状態ではなかった。

その数年後にモナコで大復活を遂げるわけだが、イングランドで彼のフルコンディションでのプレーが見られなかったのはとても残念である。

7位:ブライアン・マクレア

国籍:イングランド

マンチェスター・ユナイテッド所属:1987~1998

イングランド・プレミアリーグが92年に発足し、固定背番号が導入されたのが93年。最初に9番を着用したのはマンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるマクレアであった。ただその活躍はプレミア発足前が主であり、92年から98年までは全公式戦で26ゴールしか決めていない。

6位:ルイ・サア

国籍:フランス

マンチェスター・ユナイテッド所属:2004~2008

2004年にフラムから加入したフランス代表のストライカー。主に途中出場から優れた才能の片鱗は見せたものの、ケガの影響もあって安定したチャンスを得ることはなく、4年半で42ゴールという結果となった。

5位:ロメル・ルカク

国籍:ベルギー

マンチェスター・ユナイテッド所属:2017~2019

ルカクはマンチェスター・ユナイテッド加入から最初の9試合で10ゴールを決め、ボビー・チャールトン卿の記録を破った。ただ徐々に彼はトーンダウンしてしまい、期待ほどの活躍には至らなかった。ただ、そのプレー以上の批判を受けたことも間違いない事実だ。

4位:アントニ・マルシャル

国籍:フランス

マンチェスター・ユナイテッド所属:2015~

10代でモナコからマンチェスター・ユナイテッドに加入したマルシャル。「NEXTティエリ・アンリ」と呼ばれた男であったが、時折本物の片鱗を見せるのみ。その雰囲気は20代後半になっても変わっていない。

3位:ズラタン・イブラヒモヴィッチ

国籍:スウェーデン

マンチェスター・ユナイテッド所属:2016~2018

パリ・サンジェルマンからフリーでマンチェスター・ユナイテッドに加入したイブラヒモヴィッチ。マルシャルから9番を受け取って活躍を見せたものの、残念ながら膝の重大なケガを負ってしまった。そして2年目にはルカクの加入で主力ではなくなっていた。

2位:ディミータル・ベルバトフ

国籍:ブルガリア

マンチェスター・ユナイテッド所属:2008~2012

ベルバトフほど自由放任主義な選手はいなかった。ファーガソン監督の下でそれを許された彼は、実用主義のクラブのなかで変化をつけられる選手として存在感を示し、2010-11シーズンには得点王にも輝いた。

1位:アンディ・コール

国籍:イングランド

マンチェスター・ユナイテッド所属:1995~2002

【関連記事】鈴木彩艶も!この10年で「マンチェスター・ユナイテッドの誘いを拒否した」8名のスター

275試合に出場して121ゴール。そして5回のリーグ優勝。2回のFAカップ優勝。そしてチャンピオンズリーグ制覇。アンディ・コールは最もゴールを決めた選手ではないかもしれないが、最もタイトルに貢献した9番であった。

© 株式会社ファッションニュース通信社