【GXエデュケーション】愛される学食&購買①【大分県】 杵築高、憩いの場を守る元PTA役員ら

昼休み、生徒に弁当などを販売する木村美加さん=杵築市の杵築高

 学校生活を支える学食や購買。食事や物品を購入するだけではなく、その学校ならではの魅力にもなる。憩いの場としても生徒や学生に愛される理由とは―。県内の高校や大学を訪ねた。

 杵築市の杵築高(588人)にある学食「十王はなまる食堂」。経営難による業者の撤退に伴い、2013年に当時のPTA役員ら有志が運営を始め、11年目を迎えている。人手不足や物価高騰で運営は厳しく、メンバーはボランティア精神で働いている。生徒たちの憩いの場を守るため、調理場に立つ。

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