大分市で21日まで、原発事故後の福島を撮った写真展【大分県】

原発事故後の福島県の様子を伝える写真=15日、大分市金池南のJCOMホルトホール大分

 東京電力福島第1原発事故(2011年3月)後の福島県を取材しているフォトジャーナリスト豊田直巳さんの写真展「あなたに見てほしい福島の12年」が大分市金池南のJCOMホルトホール大分1階エントランスホールで開かれている。21日まで(18日は除く)。無料。

 22年11月までに撮った写真43点が年代順に並ぶ。先祖代々の土地を追われた人や、放射性物質に汚染された土を詰めたフレコンバッグが積まれた地域を撮影。「忘れてはいけない負の歴史」を伝えている。

 17日午後2時からは豊田さんのトークイベントがある。入場料は千円(前売り700円)。

 主催は市民団体「伊方原発をとめる大分裁判の会」。原発事故がもたらした被害の現実を知ってもらおうと企画した。

 問い合わせは同会の中山田さつきさん(080.1762.0900)。

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