久慈秋まつり「お通り」復活 4年ぶり、山車とみこし練り歩く

4年ぶりに通常開催となり市街地を練り歩く豪華な山車

 岩手県北最大級の祭典、久慈秋まつり(実行委主催)は15日、山車・みこしパレードの「お通り」が4年ぶりに行われ、絢(けん)爛(らん)豪華な山車7台とみこし4基が久慈市中心部を練り歩いた。新型コロナウイルス禍を経て完全復活。4日間(14~17日)の通常開催となり、地域におはやしや威勢のいいかけ声が響き渡る。

 お通りは、午後4時に国道281号荒町交差点をスタート。久慈駅を経由して、長内橋交差点まで山車とみこしが巡行した。高さ10メートル以上の山車を見ようと、沿道はたくさんの人であふれた。

 16日の中日は、午後2時から市内外14団体が久慈湾小唄やナニャドヤラ流し踊りなど郷土芸能パレードを実施。17日の「お還(かえ)り」は午後2時からで、久慈駅前は通らず荒町交差点に向かう。

 

© 株式会社岩手日報社