全国旅行支援など旅行機運の高まり 広島県の観光客25%増

今年上半期、広島県内を訪れた観光客数が、前の年の同じ時期と比べ25%増えています。

県によりますと、今年1月から6月までの県内への観光客数は2613万人で、前の年の同じ時期に比べ520万人25%増加しました。

「全国旅行支援」や「新型コロナの5類移行」などで、旅行機運が高まったことが要因だということです。

地域別では、広島市や廿日市市などの安芸地域が1045万人で44%の増加となりました。

一方、コロナ禍前、2019年上半期の3239万人と比べると19%減っています。

県観光課は「コロナ禍前の水準までは回復していないが、G7広島サミットの効果もあって順調に回復している。今後は欧米やアジアを含めたインバウンドの誘致に取り組みたい」としています。

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