AS乾選手、出身地・近江八幡市が優秀選手表彰 「地元の応援、パワーに」

近江八幡市から市スポーツ優秀選手の表彰を受けた乾選手(近江八幡市鷹飼町)

 7月に福岡県で開催された水泳世界選手権のアーティスティックスイミング女子ソロの2種目で2連覇を果たした乾友紀子選手(32)=近江兄弟社高―立命大出=が14日、出身地の滋賀県近江八幡市から市スポーツ優秀選手の表彰を受けた。

 乾選手は前回大会に続きソロ・テクニカルルーティンとフリールーティンで金メダルを獲得した。

 同市鷹飼町の商業施設アクア21で行われた表彰式では、小西理市長らから表彰状と花束を受け取った。続いてお祝いに駆けつけた市民たちを前に「近江八幡市の皆さんが応援に来て下さり、本当に心強く、パワーになった」と感謝の言葉を述べた。

 スポーツに取り組む子どもたちには「うまくいかなかった時、悔しい思いをした時に諦めずに『自分はどう頑張ろう』と考えられると一歩ずつ進める。あきらめないで挑戦して」とエールを送った。来場者も乾選手に「すごく感動した。誇らしい気持ちです」などと祝福の言葉を贈った。

 乾選手の市スポーツ優秀選手表彰は2002年以降、今回で19回目。16年には市民栄誉賞も受けている。

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