クロップ、5試合で3度目の逆転劇喜ぶも「前半からもっと良いプレーをしないと」

[写真:Getty Images]

リバプールのユルゲン・クロップ監督が振り返った。

16日のプレミアリーグ第5節でウォルバーハンプトンのホームに乗り込んだリバプール。前半の失点が重くのしかかったが、後半の3ゴールで逆転勝利した。

リバプールはこれで4連勝となり、開幕から4勝1分け無敗。イギリス『BBC』によると、クロップ監督は巻き返した後半の出来に胸を張り、勝利を喜んだ。

「前半よりも良いプレーが必要だった。後半は最高のリアクションだったよ。前半はフィジカル的な問題があって、キレがなく、正しくもなかった」

「(代表ウィーク明けに)誰が準備できているかを見極めようとしたが、完璧な選択ではなかったね。最高のニュースはそれが解決し、あれ以上の悪いプレーなんてないと思ったことだ。だから、後半は戦術的にもフィジカル的にもほぼすべてが変わったんだ」

「後半は完全にコントロールできたし、本当に良い試合だった。最終的に勝利に値したのは明らかだ。追いつき、コントロールし続け、トライし続け、そして試合に勝ったんだ。我々からすると、大きかったよ」

また、「ベンチのクオリティは大きな助けになる。ピッチ上のクオリティもとても高いものがあった。示すのに苦労したがね。このスカッドに満足だ」と続けた。

そして、今季5試合目で早くも3度目の逆転劇にも「シーズンはまだ始まったばかりだが、得られる情報はすべて取り入れる必要がある」と語り、改善の必要性を説いた。

「試合を好転させるのは長いシーズンで大事だが、期待していてはダメ。前半からもっと良いプレーをしないとね。まだ安定感に欠けるし、それができていない」

「私はそこに取り組むし、選手たちもそう。選手は白旗を振ろうとはしなかったし、それは良いこと。あまりよくない試合に勝っていければ、良いシーズンにできる」

「選手は本当に良いリアクションを示してくれたよ」

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