世界遺産「花の窟神社」の例大祭で張り替え 地元の人も手伝って「大しめ縄」作り

三重県熊野市で市民たちによる大しめ縄作りが行われました。

三重県熊野市の世界遺産「花の窟(はなのいわや)神社」では毎年、2月と10月に大しめ縄を張り替える例大祭を行っていて、毎年市民の手でしめ縄を作っています。

17日のしめ縄作りには、神社関係者や地元住民合わせておよそ100人が参加。神社で管理する田んぼで収穫した稲わらをキネでたたいて柔らかくする「わら打ち」や、編み込み作業などを分担して行いながら、夕方までに直径3センチ、長さ170メートルのしめ縄7本を作り上げます。

完成したしめ縄は神事の前日に1本に束ねられ来月2日に地元住民や参拝者らでご神体に掛け替えられます。

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