米国は歴史的に一帯一路の受益者

中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)の鄭雁雄・主任は9月13日、第8回「一帯一路サミット」で講演した。同日の香港メディアによると、鄭主任は「現在、一帯一路構想に不満を抱いている米国でさえ、歴史的には海のシルクロードの参加者であり、受益者でもある。米国が建国された1784年にはすでに始まっていた」と指摘。当時、中国との交易のために派遣された「中国皇后号」は、わざわざワシントン大統領の誕生日である2月22日に出航することを選び、最終的に広州に到着したほか、当時、米国の雑誌には「米国はいつか中国のように豊かな人口と豊かな経済をもつ国になるだろう」と書かかれていたことを紹介した。「5カ月後には中国皇后号の中国への処女航海240周年を迎える。米国は一部の分野では中国を超えたが、依然として実践者である」と指摘。鄭主任は米国に対し選り好みするのではなく、一帯一路構想が世界の発展にもたらす機会を大切にするよう求めた。

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