ラグビーワールドカップの予選プール第2戦で日本は18日 朝、イングランドと対戦しました。強豪を相手に惜しくも敗れましたが静岡県内から多くのファンが熱い声援を送りました。
初戦でチリに快勝し2大会連続の決勝トーナメント進出へ、幸先の良いスタートを切った日本。18日 朝、前回大会準優勝の強豪・イングランドと対戦しました。静岡市の中心街にあるビアバーには早朝の試合にも関わらず多くのラグビーファンの姿が。静岡からもエールを送ります。
（GROW STOCK 福島 英紀 代表）
「前回はワンチームということで日本全国心ひとつに熱い気持ちをもらった、静岡もワンチームで日本の選手たちに熱いエールを送りたい」
序盤はイングランドと互角の戦いを繰り広げた日本。3点を追う前半15分、敵陣で相手の反則を誘うと松田がペナルティゴールを沈め、同点に追いつきます。さらに、前半23分にも、松田が再びペナルティゴールを沈め逆転に成功。その後、イングランドに逆転を許しますが前半は9対13で折り返します。
善戦する日本代表の試合を特別な思いで見守る中学生がいました。
（徳増 ないる アナウンサー）
「袋井市のあるお宅にやってきました、実は4年前のワールドカップで大役を務めた少年のお宅に今からお邪魔します、おはようございます！悠太さん！久しぶりです」
袋井市に住む中学3年生の鈴木悠太さんです。4年前の日本大会。悠太さんは日本が強豪・アイルランドに勝利し“エコパの奇跡”と言われた試合で日の丸を持って日本代表を先導する「フラッグベアラー」の大役を務めました。6歳のころから地元のラグビースクールに通う悠太さん。4年前には、日本代表のラブスカフニにタックルを直接教えてもらった経験も！そのラブスカフニは18日の試合で先発出場。悠太さんの応援にも熱が入ります。
（鈴木 悠太さん）
「（ラブスカフニ選手は）自分のプレーを泥臭く行っていくところが自分はすごいいいなと思う」「4年前にラブスカフニ選手にはタックルを教えてもらったのでその素晴らしいタックルを見れることを期待しています！」
4点を追う日本は後半、松田が、この試合4本目となるペナルティゴールを決め再び1点差に迫ります。
しかし、後半16分相手の頭に当たったボールがトライにつながる不運な失点でリードを広げられた日本。その後もトライも奪われ、惜しくも敗れました。
（客）
「大善戦 褒めてあげたい、すごく強かった、後半全然ミスしてこなかった、あれだけがっつり来ると辛いですね」
（客）
「前半良かっただけに後半攻め方が変わって耐えきれなかったのが悔やまれる」
悠太さんは、悔しさをにじませながらも日本代表のプレーをたたえ次戦の勝利に期待していました。
（鈴木 悠太さん）
「力強いプレーを続けてくれたので後の試合にも引き続き力強いプレーで一次トーナメント突破してほしい」
