「再エネ選ぼう」渋谷でパレード 若者ら3200人

再エネ社会や脱原発を訴え、東京・渋谷の街頭をパレードする人たち=18日午後

 気候変動の危機が深刻化する中、化石燃料にも原発にも依存しない「再生可能エネルギー100%」の社会を目指す若者や市民団体メンバーらが18日、東京都渋谷区の街頭をパレードし「化石燃料やめようよ」「再エネ選ぼう」と訴えた。サックスやウクレレといった楽器を鳴らしながら「気候危機を食い止めろ」などと書かれた看板を手に練り歩いた。

 世界各地で同時期に実施する「気候アクション」の一環。主催者によると約3200人が集まった。参加した大学4年田原美優さん(21)は、脱炭素やエネルギーの安定供給のため原発を活用する日本政府の姿勢を疑問視し「気候危機対策は原発に頼らなくても進められる」と強調した。

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