栃木県出身・俳優小高サラさんが一日署長 真岡署管内でヘルメット着用呼びかけ

SLの前で交通安全の啓発品を配る小高さん(右)

 【真岡】真岡署などは17日、21日に始まる秋の交通安全県民総ぐるみ運動の出陣式を真岡駅で行った。本県出身の俳優小高(おだか)サラさん(19)に一日署長を委嘱し、管内で増加傾向の自転車事故防止などを訴えた。

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 同署管内の自転車が関係した事故は、今年に入り16日までに前年比8件増の38件起きている。死亡事故も1件ある。小高さんは「軽くて着けるのは簡単だけどしっかりしている。事故を防ぐという目標のためにヘルメットは必須アイテム」などと自転車運転時のヘルメット着用を呼びかけた。

 式では真岡女子高ダンス部による演技も披露された。高校生のヘルメット着用を促すため、署は自転車で通学する部員7人を自転車交通安全大使に任命した。

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