バレー女子日本代表の井上愛里沙「目標持って」 京都・舞鶴の母校創立150周年でビデオレター

創立150周年記念式典に届いた井上選手のビデオレターに見入る児童ら(舞鶴市倉谷)

 京都府舞鶴市倉谷の余内小で16日、創立150周年記念式典が開かれた。卒業生で女子バレーボール日本代表の井上愛里沙選手(28)のビデオレターが披露されるなど、全校児童や地域住民ら約400人が節目を祝った。

 式典では余内校同窓会の稗田靖彦会長(71)が在校時の1963年にできたプール完成の喜びを振り返った後、「学ぶこと、体を動かすこと、人を大切にする日々を送り、次の創立200周年に続くバトンをつないでいこう」とあいさつした。

 井上選手のビデオレターでは「小学校からバレーを毎日練習してやめたいと思った時もあったけど、レギュラーになれて達成感を覚えた」と語り、「小さなことでもいいので夢や目標を持って頑張ってほしい」とエールを送った。

 児童は校歌を元気いっぱいに歌って歴史ある学びやへの思いを深めた。

井上愛里沙

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