チャンピオンズリーグ(CL)の戦いの前に、サプライズでミランに強力な援軍がやってきたようだ。
ミランは19日、CL第1節でニューカッスルとホームで対戦する。
相手のニューカッスルは、2002-03シーズン以来のCL本大会出場。昨シーズン躍進したチームをホームに迎える中、意外な人物がトレーニングを訪問した。
それは、昨シーズンまでミランでプレーしていた元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ。ケガの影響もあり、引退を表明していた中、CLを控える古巣に舞い戻った。
ミランは週末のインテルとのミラノダービーで5-1と惨敗。失意しか残らない敗戦を喫し、CLに向けて気落ちするところだったが、チームを鼓舞しようとしたのか、レジェンドが舞い降りた。
ニューカッスルには今夏移籍したイタリア代表MFサンドロ・トナーリも所属しており、ミランの面々は息巻いている状況だ。
ミランのステファノ・ピオリ監督は、イブラヒモビッチの訪問について記者会見でコメント。「彼が我々をどれだけ気にかけているか知っているので嬉しい。彼を知り、彼を訓練することができて私は幸運なコーチだった」と回想。「誰もが彼を迎えて幸せだった。また会いましょう？夕食に行きましょう。私はもう彼のコーチではない、我々は友達だ」とコメントした。
また、「彼は選手たちを個別に話をしていた。グループにスピーチはしていない」と語り、それぞれに気になったことをアドバイスしていたのかもしれない。
