韓国の仁川ユナイテッドの元韓国代表MFイ・ミョンジュが、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)初戦の横浜F・マリノス戦へ意気込みを語った。
19日、2023-24シーズンのACLが開幕。仁川は横浜FMとアウェイで対戦する。
2003年に創設された新興クラブで、2004シーズンからKリーグ1に所属。2022シーズンのKリーグ1で4位となり、予選プレーオフからの参加となった中、ベトナムのハイフォンFCを延長戦の末に下して初出場を果たした。
前日記者会見に出席しイ・ミョンジュは大会出場の喜びを語った。
「監督が言ったように、長い間、このACLという大会に参加することを待ち侘びてていたので、参加することができてとても嬉しいし、このようなアジアの舞台で、良い対戦相手と対戦して、自分たちの力を見せることができることを楽しみにしている」
クラブにとっての節目の年に、大きな大会に出場する仁川。イ・ミョンジ自身は、UAEでのプレー経験があり、アル・ワフダやアル・アインでACLの戦いも経験。58試合に出場し6ゴールを記録している。
他の選手は経験値が低い選手が多い中、「自分以外にも経験のある選手がたくさんして、クオリティの高い選手もたくさんいる。特に何かを言ったということはないが、とにかく楽しむことが大事だと話をした」とコメント。気負いすぎないことが大事だと伝えたという。
横浜FMには韓国代表としても共に戦ったMFナム・テヒが加入。印象については「ナム・テヒは凄く良い選手。ユース時代から知っているが、彼はとても経験豊富で、ヨーロッパでも経験がある。彼がキープレーヤーの1人であると認識しているし、彼をしっかりと止めるということにフォーカスしている」とコメント。警戒心を強めているようだ。
アウェイでの初戦となるが、1000人程度のファンが駆けつけるとされている。イ・ミョンジは「いつもファンの方たちにはサポートしてもらっているので、2日前に試合があったばかりだが、疲れを見せずに、それを上回るパッションを見せたいし、取り組んでいきたい」と、強い意気込みで臨むと誓った。
仁川にとってのACL初陣は19日の19時から、横浜国際総合競技場で行われる。