福井県立大学永平寺キャンパスの学生食堂「県大レストラン」を運営する「TEAM Zen(チームゼン)」(永平寺町)は、同大が開発した小麦「ふくこむぎ」を使った「はぴりゅうベビーカステラ」の販売を始める。9月15日、食堂を訪れた学生らに試作品を提供した。
北陸新幹線県内開業を前に福井の魅力発信につなげようと企画し、福井県のマスコットキャラクター「はぴりゅう」の形に仕上がる焼き型を業者に発注した。生地にはふくこむぎの他に生クリームと蜂蜜を多めに加えた。「TEAM Zen」の柴田京子社長(45)は「もちもち、しっとりとした食感を楽しんで」とアピール。食堂内で焼いた出来たて400個を学生や教員らに配った。
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学生食堂では取り扱わず、永平寺町内を中心に祭りなどの催しに出向いて販売する。