「列車が人と接触した」JR・広電の共同踏切で人身事故 JR山陽線 2時間半運転見合わせ 約5000人に影響【動画ニュース】

19日正午ごろ、広島市にあるJR山陽線の踏切で、男性が列車にはねられ死亡しました。

事故があったのは、広島市西区井口にある鈴ヶ峰踏切です。

消防と警察によりますと、正午ごろ、JR司令室から「列車が人と接触した」と通報がありました。消防が救助にあたりましたが、60歳代くらいの男性の死亡がその場で確認されたということです。列車にはおよそ300人の乗客がいましたが、けが人はいなかったということです。

近くに住む人
「ビルも多いし、人も車も多い。たまに事故がある。危ないですね。たまたま何年かなかったですけど」

現場は、JRと広島電鉄の共同踏切で、JR西日本によりますと、この事故の影響でJR山陽線は西広島駅から岩国駅間でおよそ2時間半にわたって運転を見合わせ、およそ5000人に影響があったということです。また、広島電鉄もおよそ50分間、運転を見合わせたということです。

警察は、男性が自分で踏切内に入ったとみて、事故の原因を調べています。

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