CL開幕直前にミラノで刺傷事件…21年ぶり出場ニューカッスルサポーターが被害に

[写真:Getty Images]

ニューカッスルのサポーターがナイフで刺される事件が起きた。イタリア『ミラノ・トゥデイ』など、複数メディアが報じている。

群雄割拠のプレミアリーグで昨季トップ4フィニッシュを飾ったニューカッスル。21年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)本戦は、19日に行われるミランとのアウェイ戦で幕を開ける。

だが、開幕節を前に不穏な一報が飛び込んできた。

現地入りをしていたニューカッスル在住のマグパイズサポーター、エディ・マッケイさん(58)が、18日夜にミラノで暴漢に待ち伏せされ、背後からナイフで複数回刺されるという衝撃の事件が起きた。

イタリア『ミラノ・トゥデイ』によると、ナヴィッリ地区に友人とともにいたマッケイさんは、覆面や目出し帽をかぶった7、8人の暴漢に取り囲まれ、背中を1度、腕を2度刺されたという。マッケイさんは救急車で搬送され、集中治療室に入ったものの、命に別状はないという。

現地警察は、何かを盗られたわけではないため強盗の線を否定。動機やサッカーとの関連性も不明としている。

21年ぶりのCLに向けては、6500人以上のファンが来場するとも予想されているニューカッスル。イタリアの悪天候により、ミラノ到着の飛行機が遅延したものの、パブ周辺では石畳の上を上裸で滑るなど、雨すらも楽しんでいる様子が現地ファンからは伝えられている。

『フットボール・イタリア』でも「月曜日(18日)には多くのイングランド人サポーターがナヴィッリのパブに詰めかけたが、雰囲気には脅威や危険は感じられなかった」と述べられた。

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